目的について
魔女の遺産を手に入れるため先進国各国に作られたVSP操縦技術専門学校の一つです。
学校のシステムについては当時の学校のシステムを参考に作られました。
なお、空上学園を含め、全てのVSP操縦技術専門学校の教育カリキュラムは
もともと、そこで行われていた基本的な学校教育とほとんど変わらないようになっています。
ゆえに、教育方針やカリキュラムについては、日本のそれとほぼ変わりません。
教育カリキュラムについて
教育カリキュラムについては、現在(2015年)の教育とほとんど変わりません。
高等部3年生までは「VSPに関する基礎」を学ぶために共通のカリキュラムで勉強し、
それ以降から自分の専攻に分かれていくためです。
なお、各課程ごとに以下のことができるように教育課程が設定されています。
- 小等部:現在と変わらない普通の小学生を育成する。
ここでVSPに乗れればエリート。ただし中等部や高等部に数日立ち入れば大体その位にはなる。 - 中等部:没入して電脳世界で行動できる(リンクを行き来できる)中学生を育成する。
「VSPに乗れる」ではないことに注意。ここで戦闘が可能になればエリート。 - 高等部:VSPによる戦闘が可能な高校生を育成する。通常のPCはここに属する。
- 大学部:下記3種類の専攻に分かれる。
大学部で行う教育について
以下の3つのうちどれか、あるいは複数ができるよう教育を行っています。
- 攻撃技術:魔女の領域に攻め込むための、VSPの操縦技術
- 開発技術:攻撃するユーザーが扱いやすく、効果の高い兵器プログラムの開発
- 防衛技術:ウイルスやVSPに強い構造体や、セキュリティを作る研究
これらのうち、開発技術、防衛技術はプログラムに関する知識が必須であり
それがないと進むことができません。
また、防衛技術を選考する時は(主にデザイン面で)物理学について勉強しておく必要があります。
以上から完全な理系学校です。
文系の科目については単位を取る必要があるものがいくつかありますが、
義務教育が終わったらほとんど見向きされませんし、
実際授業中は多くの生徒がサボっているか寝ている状況にあります。
担当教員について
各教員はVSP技術を持っていない場合、自分の授業や部活の顧問などの仕事の傍らで
高等部、または大学部のVSPに関する授業を受けてVSP技術を学ぶことができます。
(教師のPCは、概ねこういう課程でVSP技術を学んでいるPCです)
一方、VSP技術に関する授業の担当教員は(高等部で行う戦闘に関する授業の担当も含めて)
大学の教員と同様の扱いです。
大抵の場合、自分の技術に関わる授業を行い部活顧問やクラス担任などは行いません。
なお、教師としてVSPに関するカリキュラムが終わったあとは
生徒と同様卒業して色々な場所に行くか、研究するかを選ぶことができます。
クラスの数について
現状1クラス40人が小等部では15クラス、中等部では20クラス、高等部では30クラスあります。
大学部は1つの課程ごとに1500人まで入れるようになっています。
ただし、建物自体はもっと多くのクラスと、多くの人数が入れるようにできています。
予算が降りれば他の学校からの中途入学が出来るようになり、その結果クラスが増えることもあります。
娯楽について
没入しない限り娯楽はほとんどありません。逆に没入さえできればなんでもあります。
このため、運動部でもない限り小等部の学生もすぐにネットに没入できるようになります。
とはいえ、チップを埋め込んだばかりの人は侵入可能な場所が限定されています。
具体的にはチップを埋め込んでから一度立ち寄ったことのあるエリアの電脳空間しか侵入できません。
依頼を受けてクリアしていくことで、これらの制限は徐々に削除されていきます。
基本的に依頼を受けた時、依頼で立ち寄る必要がある区域のロックが解除されるのでGMをやる際は全く気にしなくて構いません。