魔女の領域について

魔女の領域

電脳世界では、時折テロリストが生み出すウイルスや、魔女の支配領域から
湧き出てくるウイルスが原因で構造体がダンジョンになることがあります。
このダンジョンを、通称魔女の領域と呼びます。

魔女の領域は通常人気のないエリアに突然発生し、周りを侵食しながら拡大していきます
アンダーグラウンドの領域では、1週間に2,3回は魔女の領域が発生しています。

もし仮にこれが商店街などの多くの人が利用している領域に拡大すると
とても酷いことになるので、見つかり次第学園や統合軍に除去するよう依頼されます

当然、この領域の除去は正規の依頼であり、功績点と報酬が期待出来ます

魔女の領域内では、通常の電脳世界のルールは通用しません。
以下の様な特徴を見て、よく考えて突入してください。

  • ほとんどの場所で離脱不能です。いくつかの離脱ポイントからしか出入りできません。
  • 離脱するとHPや武装の使用状況が完全に回復します
  • 離脱ポイントは大抵の場合隠されています。その離脱ポイントのアドレスを知っている人、
    つまり一度訪れて利用したことがある人しか離脱ポイントから没入することはできません
    当然、パーティの誰かが該当のポイントを利用したことがあれば全員でそこから没入できます。
  • 戦闘不能になっても離脱できません。
    離脱ポイントまで電子体状態で歩いて移動すれば離脱できます
  • もし仮に全員が戦闘不能になり電子体状態になるとウイルスに対する対処ができなくなります
    この状態でウイルスに襲われると全滅し、良くて後遺症、悪くて即死と言う末路が待っています。
  • 電脳空間内に回復プログラムなどのサポートプログラムが落ちていることがあります
    これは内部のウイルスが武装やHPを回復するためのものですが、PCも普通に使用可能です。
  • リペアキットなどの回復用の武装は戦闘中でなくても使えます
    むしろ戦闘が終わった後で使うのがいいでしょう。
  • 戦闘ごとに1回の武装の使用回数の回復のタイミングは、次の戦闘の開始時です。

最後の魔女の領域、つまり核などの兵器が眠る場所はこのような魔女の領域で守られています。
(もちろん、そこで全滅すればチップの設定に関わらず即死です)
もし目指すなら、ここをひたすら攻略しようと頑張るのもありでしょう。
ただし、大量のデストラップには注意しなければなりませんが…。

魔女の領域内の回復アイテムなど

魔女の領域で手に入るプログラムです。普通は持ち運び出来ません。
持ち運びできたとしても、これらのプログラムは基本的には領域から出ると消えてしまいます。

なお、パッチプログラムなどのアイテム類や追加武装系のプログラムであれば
無事に帰ることができれば入手することができます。

当然、持ち運ぶにはメモリ容量が必要です。

HP回復プログラム

一人に対して使用します。対象のHPを回復します。戦闘中には使用出来ません。
主な回復量は2d6ですが、高レベルの領域になると4d6や6d6などの
高い回復量を持つプログラムも散見します。

全体回復プログラム

自分基点の円形2~3程度の範囲を持つ回復プログラムです。
パーティに対して使用し、対象のHPを回復します。戦闘中には使用出来ません。
主な回復量は2d6ですが、高レベルの領域になると4d6や6d6などの
高い回復量を持つプログラムも散見します。

再構築プログラム

基本的には既に戦闘不能になり電子体状態になったPCに対して使用しますが、
戦闘不能になっていないPCに対しても使用することができます。

このプログラムを実行すると対象のVSPプログラムを再構築し、
HPを完全回復させ、武装も全回復することができます。

また、対象が戦闘不能になっていれば復活させることができます。

武器復活プログラム

使用済みの武装が使用可能になります。
特定の武装しか復活できない場合(予備武装プログラム)があります。

ログアウトキー

使用すると対象は強制的にその位置からログアウトします。
ログアウトした場所が離脱ポイントになることはありません。

プライマルマーカー

現在研究中のマーカープログラムです。まだ実用化されていません。
使用すると該当の位置が脱出ポイントになります。

通常、この脱出ポイントはウイルスなどの攻撃の対象になります。
故に1~2日程度しかもちません。


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