ARA2も(以下略):空の王者と大切な家族

【シナリオ名】空の王者と大切な家族

【対象】(3~)4レベルのPC、(4~)5人程度を推奨します。
【プレイ時間】オフラインで3~5時間、オンラインでその3倍を予定しています。

このシナリオをプレイする際は、モンスターハンターをプレイしておくといいでしょう。

ストーリー

故郷の危機に立ち向かってドラゴンキラーになる話。
みんな楽しめるなら妹プレイをがんばろう。

お兄ちゃん大好きー^^

と張飛翼徳ばりの野太い声でいってあげると多分
皆泣いて喜ぶんじゃないかな、いや知らないけど。

今回予告

蒼海と潮風の街トワド、夏の暑い日差しの中人々は今日も快活に生活していた。
PC
達もまた恋に冒険にと忙しい日々を送っていた。だが……
PC1
に届いた手紙、それが告げるのは、故郷壊滅の危機であった!

忘れがたき故郷のため、愛すべき妹のため、立ち上がれPC1!
アリアンロッド2E「空の王者と大切な家族」
冒険の舞台がキミを待つ!

ハンドアウト

ハンドアウトはPC1と、それ以外のメンバー用が用意されており、それぞれ配布される。
PC2以降は共通のハンドアウトである。

PC1用ハンドアウト

コネクション:リュビ( 関係:)

故郷に一人残してきた大切な家族。それが彼女だ。
おいてきてしまった形になるが、いざというときには必ず駆けつける心持ちではあった。
それは、彼女もまた信じている事だったのだろう。故郷の危機に、彼女が頼ったのは君であった。
手紙が知らせる危機に不安になりながら、君は急ぐことにした。

※リュビのデータ

名前:リュビ:PC1の名字(PC1の種族/女/PC1より年下)
髪の色:PC1と同じ 瞳の色:PC1と(以下略) 肌の色:P(以下略)

PC1のキ、妹。大きくなったらお兄ちゃんと結婚すると約束したことがある。

PC2以降用ハンドアウト

【コネクション】PC1(関係:パーティメンバー)
君たちは、PC1をパーティメンバーとする冒険者パーティ、あるいはギルドの一員である。
誰がリーダーであっても構わない(PC2以降が、リーダーで有ってもよい)

冒険者の宿で今日の依頼をどうするか考えていると、PC1の元に手紙が届いた。
どうやら、PC1の故郷の危機らしい。

PC1の故郷に行ってネタにしたい、空の王者と戦いたい、など理由は何でも構わないが、
あなたは、PC1に同行することにした。

ギルドの構成について

ギルドが未だに組まれていない場合、参加PC全員が持つ成長点を合計し、
10で割った値をギルド成長点に入れ、それによって算出されたギルド成長点をもって、
ギルドレベルを決定すること。 その後、それに合わせギルドサポートを取得する。

サポートとして、蘇生、祝福は有用である。3つ目以降は好みで選ぶとよい。

オープニングフェイズ

シーン:手紙

登場 PC1
舞台 ダンジョン・バッカー

解説

北方の配達夫、トーマス・インゴルスビィがPC1に手紙を届ける。
PC1
は手紙を確認し、故郷におこっている危機を知る。

PC1が妹のことを回想するシーンでもある。

描写とセリフ

比較的余裕のある冒険者の多くが宿をとり、飲食を取る店「ダンジョン・バッカー」
愛らしい猫耳娘が給仕に駆けまわり、冒険者が笑い、吟遊詩人が歌う。

そんな店の扉を、吹き飛ばさんばかりの勢いで誰かが飛び込んできた。

トーマス「ドドドドどいてくださーい!」
それは店内に入ると火花を散らしそうな勢いでブレーキをかけ、きょろきょろと店内を見回す。
ノエル「おかえりにゃさいませご主人様。なにかお探しものですかにゃん?」
と、給仕のノエルが尋ねると
トーマス「PC1って人を探してここにきたんです。ここにいると聞いてきたのですが……」
彼がそう言うと、ノエルは彼に君のことを教えていいか、アイコンタクトをしてきた。

PC1が許可すれば、彼はあなたに手紙を届け、去っていく。
その後、PC1は手紙の宛名を読み、妹とのシーンを回想すること。

PC1が拒否した場合、PC1の故郷にいる家族から手紙をあずかってきたことを告げる。
それでもPC1が名乗り出なかった場合、トーマスは他の心当たりを探すと言って出ていこうとする。

ここでもノエルがアイコンタクトをし、これにもPC1が拒否し、
その上で非協力的な態度を貫いた場合、故郷壊滅の知らせから依頼が始まることとする。

具体的には何とか生き延びた妹が直接トワドを訪ね、コレを報告する。
ちなみに両親は死亡する。

手紙を受け取った以後の描写とセリフ

トーマス「ああ、あなたがPC1さんですね」
トーマス「これ、お預かりしていた手紙です。はい、では確かに渡しましたよ」
トーマス「差出人はリュビ・PC1のファミリーネームですね」
トーマス「では、僕は次の配達がありますので」

手紙の内容は以下の斜体の文字のとおりである。文面や詳細は自由にいじること。
(具体的にどのようにいじればいいかは後述する)

遠い土地で一人過ごす兄への手紙を出す勇気をなかなか出せず、
すっかり御無沙汰してしまい、申し訳ありません。その後いかがお過ごしですか。

先日訪れた吟遊詩人さんから、お兄様がおられる首都のことを聞き、
ふと、冒険者になるとおっしゃられて家を飛び出していったあの日を懐かしく思い出しました。

そちらでの冒険者としての暮らしはうまくいっていますか。
冒険者としてのあれこれで何かと忙しいとは思いますが、
時には手紙などで互いの近況をやり取りできたら、
心が不安にかき乱されることも少なくなるのではと思うこのごろです。

お手すきの折りに、御近況などお聞かせいただければ幸いです。

私ども家族の近況をご報告させて頂きます。
父は最近趣味で始めた陶芸がおもしろくて仕方ないのか日々没頭し、
母は仕事をしてくれとため息を付いております。私は暇を見つけて絵を書き、
文をつづったりと、平穏に暮らしておりました。

ですが先ごろ村の近くの山に恐ろしい竜が住み着いたらしく、
私共は物音ひとつに戦々恐々とするような状態となってしまいました。

まことに身勝手なお願いとは思いますが、もしよろしければお兄様の、
冒険者としてのお力をおかし願えないでしょうか?

報酬に関しては相場通りの物をお支払いさせて頂きます。もしお受けして頂けるのでしたら、
仲間の方とご一緒に故郷までお越しください。

お兄様の好物を用意して待っていますね。
では、末筆ながらますますの御多幸のほどお祈り申し上げます。

文面は、故郷の山の近くに竜が住み着いてしまったこと、
妹が手紙でそれの対処を依頼していることがわかれば良い。

回想シーンでは手紙の文面通りの人格でもよいし、変えても構わない。
文面通りにする場合、絵と文と物語が好きな、天然ボケなお嬢様を演じるとよい。
回想シーンにてやることが思い浮かなかった場合、ロマンチックな物語を呼んだ彼女が
兄にむかって、この物語のような素敵な結婚をしたいですね、と言う場面をやるとよい。

もし兄がそれを肯定した場合、彼女の中で兄と婚約したという事実が生まれ、
兄にアタックをするようになる。
否定した場合彼女は白馬の王子様がいつか来ないかなー、と常日頃思う性格となる。

結末

PC1は故郷に向かう。一人でいこうとした場合、ノエルがやんわりと止める。
それでも一人で向かった場合はミドルフェイズで襲撃が発生する。

ミドルフェイズ

シーン:久しぶりの故郷
登場 全員登場してもいい
舞台 タルウァ

解説

PC1が故郷に戻り、歓待される。その上で依頼について詳しい話を聞くことができる。
タルウァはヴリル山脈(後述)にほど近い場所にある村だ。
とはいっても一日もあるけば近くの街に辿りつける。

人口は300人ほどで、山の恵みで生計を立てている、木こりや狩猟者がおおい村だ。
名物はPC1の好物である。例えそれがこの時代にありえないものだったとしても
あらゆる条件を無視して、名物であるとする。

描写とセリフ

久し振りに戻ったふるさとは、かつてと変わらずキミを出迎えてくれた。
通りを歩けば、「帰ってきたのか!」 「大きくなったな!」 「いい顔になったんじゃないか?」
などと、気のいいおじさんおばさんがはなしかけてくる。

やがて家にたどり着くと、ふわふわとした髪、ふりふりとした服をきた少女が出迎える。
ああ、懐かしい、彼女がリュビだ。美しく成長したキミの妹は満面の笑みを浮かべて
あなたを出迎えた。

「お兄様! 来てくださるって、信じていましたわ」
「ここまで大変だったでしょう? 家に上がってください。お茶をいれますから」

彼女はきてくれた兄と、その仲間を等しく、最上級に歓迎してくれる。
また、全員にPC1の好物がふるまわれる。

この時まだ登場していないメンバーがいた場合、ボスの襲撃が起こる
以下の条件で戦闘を行う。データは後々のものを参照すること。
この場合は歓待の場面は、エンディングに回すこと。

ボスはフリーアクションで止めを刺すを宣言し、PC1がいるエンゲージにブレス攻撃を行う。
ボスはクリンナップでワールドツアーを使用し、いなくなる。

ひと通り歓待のRPが終わるか、襲撃終了後、依頼について話す。

  1. ヴリル山脈に空の王者という竜が住み着いた
  2. それは村の人々の生活を脅かしているということ
  3. どうにかそれをここから追い払うか、退治してほしい
  4. 依頼料として3000G出すと約束する。

以上が終了したら、空の王者の性質に関して説明する。

  • 何度か村のみんなで撃退しようとしたが、6人より多い人数を相手にすると、
    空の王者はすぐさま逃亡する。
  • ただし空の王者は奇襲をしかけてくる場合、自分より多い人数でも
    果敢に攻めかかってくる。
  • ある程度傷つけても逃げ出し、すぐに追撃を行わなければ回復してしまう。
  • 森にいる人間を積極的に狙う傾向があるため、最初だけなら戦場を選ぶこともできる。
  • 火竜であるため火にとても強く、逆に水属性の攻撃には弱いようだ。

結末

PCたちは依頼を引き受け山へと向かった。

クライマックスフェーズ

シーン:王者の領域

登場:全員登場すること
舞台:ヴリル山脈

解説

空の王者と戦闘を行う。最初からクライマックス!(ただしやつは何度も逃げる)

ヴリル山脈について

ヴリル山脈は半島北方にある山々のことである。
北の氷原の侵食による雪山、もともと存在していた火山地帯、雨によってできた樹海と沼地、
削り上げられた高地と、大昔に作られたという砦。草花のしげる丘。
この7つの地形が一所に集まっている地形のサラダボウルだ。

それぞれに地形効果が設定されており、トラップとして扱う。
それぞれ、以下のとおりである。

  • 沼地

トラップ:プール+ノックバックプール(TL:5)
追跡判定:筋力

パラライズプールのバッドステータスが、ノックバック(2)になったものである。
もちろん、飛行中のキャラクターには全く効果がない。
プレイヤーが不利になる地形である。

トラップ:砦戦(TL:3)
追跡判定:器用

飛行中でないキャラクターの場合、受けるダメージが5減少する。
HPロスに対しては効果がないが、貫通ダメージにも効果がある。
プレイヤーが有利になる地形である。

  • 高地

トラップ:高所(TL:5)
追跡判定:敏捷

飛行していないキャラクターがスリップした場合、7dの物理ダメージを受ける。
物理ダメージなので、物理防御力が有効である。
プレイヤーが不利になる地形である。

  • 樹海

トラップ:密林地帯(TL:3)
追跡判定:感知

飛行していないキャラクターのみ、回避判定に+2の修正を受ける。
プレイヤーが有利になる地形である。

  • 火山

トラップ:灼熱地獄(2-285、TL:6)
追跡判定:知力

ルールブックにある通りの効果を受ける。敵には効果がない。
プレイヤーが不利になる地形である。

  • 雪山

トラップ:痛みの結界(2-283、TL:5)
追跡判定:精神

ルールブックにある通りの効果を受ける。敵にも効果がある。
うまくいけば、敵に対するダメージを増やすことができるだろう。
プレイヤーが有利になりえる地形だが、副作用にも注意。

トラップ:アザミの園(TL:3)
追跡判定:幸運

ダイスで効果を求める、HP及びMPを回復する効果に+1d。
スキル、アイテム、ギルドサポートなど、あらゆる効果に有効である。
これによって、回復量が増える。補給に最適だ。
プレイヤーが有利になる地形である。

ゲームマスターはこの地形のうち、どれか1つを最初の戦場として
プレイヤーに選ばせること。

なお、空の王者は戦闘から逃げることがあり、その場合は他の戦場へ
1d6を振って、ランダムで移動することも伝えること。

指定された戦場で、戦闘を開始する。

隊列

PC-10m-空の王者

データ

空の王者 (Lv.18)
属性: 分類:
識別目標:18

ステータス

筋力:57(19)  器用30(10)  敏捷18(6)  知力25(8)
感知26(8)  精神34(11)  幸運19(6)

HPなど

HP:292 MP:135 回避:2d+6 防御力: 物理42/魔法22
(※このほかに、さらにダメージ軽減能力があることに注意すること)
行動値:14 移動力:23
(※4人の場合、HPは236とする)

攻撃手段

突進(格闘)  命中3d+10/ダメージ4d+29 白兵・物理 射程:至近
噛みつき(格闘)  命中3d+10/ダメージ4d+14 白兵・物理 射程:至近
ブレス:火(特殊)<範囲選択> 命中4d+10/ダメージ2d+40 特殊・魔法(火) 射程:20m
怒りのブレス:火(特殊)<単体※> 命中、ダメージなどのデータはブレス:火と同じである。

その他のスキル

  • 【計算済みのもの】
    • 得意分野:器用1、防御増強2、HP増強2、剛腕2
  • 【攻撃に関わるもの】
    • 回転尻尾(ムーブアクション)
      • 突進の対象を[範囲選択]に変更する。
        また、1回のメインプロセスで突進が2回できるようになる。
    • 毒爪攻撃(マイナーアクション)
      • メインプロセスで行った白兵攻撃が対象にHPダメージを
        与えた場合、対象に毒(3)と放心を与える。
    • 噛みつき(効果参照)
      • あなたの攻撃がクリティカルした場合に自動的に発動する。
        あなたは「噛みつき」でさらに1回攻撃できる。
        このスキルは、1ラウンドに1回しか使用できない。
    • ブレス:火(メジャーアクション)
      • 上述の通りの攻撃力でブレスを吐ける。
        怒り状態の時は、このスキルは使用できない。
    • 怒りのブレス:火(メジャーアクション)
      • 怒り状態でなければ、このスキルを使用できない。
        1回のメインプロセスで、上述の通りの攻撃力で
        ブレスを「3回」吐いて攻撃する。
        基本的にこの対象は別々にすること。
  • 【防御と抵抗に関わるもの】 ※全てパッシブである
    • 飛行能力
      • このモンスターは飛行状態になることができる。
        マイナーで適用、解除の切り替えが可能。
        登場時、飛行するかしないかを決める必要がある。
    • 抵抗性:放心+威圧
      • 放心と威圧を受けない。
    • 脆弱性:逆上
      • 逆上を与えるスキルに対するリアクションは全て1dで判定する。
        いかなる手段によっても、2d以上になることはない。
    • 肉質
      • 水属性魔法ダメージ以外から受けるHPダメージを10軽減する。
    • カウンター咆哮(リアクション)
      • 怒り時に使用可能。
        対象と【精神】同士で対決を行う。
        勝利した場合、対象に威圧と10点のMPロストを与える。
        ただし、対象の攻撃は自動的に命中する。
    • 怒り(効果参照)
      • 受けたダメージの総量が80、160、240…を超えた時に使用可能。
        いつでも使用でき、怒り状態になる。
        この時、自分にトラップ【スーパーレインボー(2-286)】をかけ、
        さらにあらゆる攻撃のダメージに+4dする。
        シーンが終了すると怒り状態とこれらの効果は全て解除される。
  • 【行動に関わるもの】
    • バックジャンプ(ムーブアクション)
      • 後方、すなわち現在PC達と相対している向きと反対側に
        戦闘移動、あるいは離脱を行う。封鎖されていたら離脱できない。
        この時、エンゲージにいるあなた以外の全員は難易度14の
        筋力あるいは敏捷判定を行い、失敗すると[スリップ]を受ける。
        あなたは、この技を使用すると強制的に飛行状態になる。
    • 飛びあがり(効果参照)
      • ムーブアクションを行わなかったターンのメジャーアクションが
        終了した時に使う。あなたはバックジャンプを使用する。
    • 空中強襲(ムーブアクション)
      • あなたは天高く飛行し、シーンから一時的に退場する。
        ただし、退場してもイニシアチブは残る。
        次のラウンド、自分がイニシアチブキャラクターになった時
        好きな位置に登場することができる。
        この時、命中に+1dの修正が入る。
        この技を使った場合、このラウンドでは
        それ以降のアクションは行えない。
    • ワールドツアー(クリンナップ)
      • シーンから退場し、以下の付記の通りの処理を行う。

ワールドツアー

ワールドツアーを使用した場合、まずGMは1d6を振って移動先を決める。
しかし、この時戦闘は終了せず、これまでと同様にラウンド進行を行う。

このラウンド進行では、メジャーアクションで攻撃の代わりに「追跡」が行える。
追跡は追跡判定(場所により決められたパラメータの判定である)を行う。

難易度は13で、2回失敗する前に2回成功させれば追跡は成功である。
先に2回失敗した場合、追跡の成功回数はリセットされ、
さらに空の王者のHPが「PC人数×10」だけ回復する。

追跡判定は成功するまで行い、成功した場合シーンが切り替わり、
もう一度10m距離から戦闘を再開する。

戦闘行動について

基本的にチキンである。PC達が補助魔法をかけるなどして
準備を整えたと思ったらワールドツアーを使用して逃げること。
PC
達がピンチになった場合は積極的に空中強襲を行い、
それでも覆らなそうであればワールドツアーを使用すること。

怒り状態になったうえでさらにダメージを重ねられ、
蓄積ダメージが次の怒り状態に突入するトリガーに入りそうになった場合、
ワールドツアーを使用すること。

結末

エンディングフェーズに移行する。

エンディングフェーズ

シーン:勝利

全員強制登場:シーン場所は倒した場所と同じである。

解説

3回ドロップしてほっこりするシーンである。具体的なドロップの内容は以下に記述する。

描写とセリフ

「アンギャオース!」  空の王者は断末魔の叫びを上げ、地に落ちた。
長い戦いだった。そして、恐るべきチキンであった。

君達はついへたりこみたくなるような疲労感をなんとか耐え、それから素材を剥ぐことにした。
巨体だけあって、三回は剥げそうだ。三回ドロップしてほっこりしてね。

ドロップが終了すると、依頼も終了である。故郷の危機は去った。帰ろう!

ドロップの内容

  • 2-6:火竜の体液(500G)×2
  • 7-11:火竜の鱗(1500G)
  • 12-17:火竜の甲殻(2000G)
  • 18-:火炎袋(5000G)

結末

ED2に移行する。

シーン2:英雄

登場 全員登場すること
舞台 タルウァ

解説

凱旋する君達を村人全員が出迎えるシーンである。

描写とセリフ

口々に村人は君達を褒め称える。それは聞いたこともないような称賛の声だ。
英雄だ、と誰かが言った。そしてそれは、やがて村人全員の、君達への呼び名となった。

ドラゴンキラーの英雄たち、君達はその呼び名にどこか気恥ずかしい思いを覚え、
照れ笑いを浮かべた。

その後

そして宴会が始まって適当にリュビとからんだらおしまいである。
この後さらに、トワドに戻ったPC1にリュビから手紙がきたり、
リュビが遊びに来たりしてもよいかもしれない 。

おまけ:PCたちが敗北した場合の処理

PC達が負けた場合、HPを一度でも半分以上削っていた場合、
空の王者はどこか他の場所に拠点を移す。
削っていなかった場合、人々は離散し、故郷は失われる。

 

あなプレイヤーが不利になる地形である。


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